ホワイト国がグループAに名称変更・韓国はグループB

ホワイト国の名前が変わりました。
8月2日。経済産業省の輸出貿易管理令が改正されたのです。

韓国が「戦略物資」を北朝鮮等に横流ししていたことがわかり。日本は韓国を戦略物資の優遇措置を除外しました。いわゆるホワイト国からの除外です。

ホワイト国はグループAに名称変更

8月2日。通産省は「ホワイト国」を「グループA」に名称変更しました。輸出管理の対象国をよりはっきりさせるためだそうです。

今までは「ホワイト国」と「非ホワイト国」というざっくりとした分け方でした。今後はグループAからDの四段階に分けられました。

グループA 旧ホワイト国
アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブルガリア、カナダ、チェコ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ルクセンブルク、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイス、英国、米国
グループB 輸出管理レジームに参加し、一定要件を満たす国
(グループAを除く)
ウクライナ、エストニア、カザフスタン、キプロス、スロバキア、スロベニア、トルコ、ブラジル、ベラルーシ、マルタ、南アフリカ共和国、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、韓国
グループC グループA・B・Dのいずれにも該当しない国。
(輸出管理レジームに参加していない国など)
中国・台湾など
グループD 国連武器禁輸国
アフガニスタン、中央アフリカ、コンゴ民主共和国、イラク、レバノン、リビア、北朝鮮、ソマリア、南スーダン、スーダン

ホワイト国がグループAが変わりました。(い地域①)
グループB(い地域②)と(り地域)、韓国はグループB
国連武器禁輸国がグループDになります。(ち地域)
上記以外がグループC

韓国はホワイト国(グループA)ではなくなりBグループになりました。
でも中国など他のアジア諸国はCグループです。優遇措置をうけられなくなったとはいえまだ中国とは違うグループです。

これは韓国が国際輸出管理レジームの4つのグループ

原子力提供国グループ(NSG)
オーストラリアグループ(AG)
ミサイル技術管理レジーム(MTCR)
ワッセナー・アレンジメント(WA)

に加盟しているからです。

でもトルコとウクライナは4つのグループに加盟していますがホワイト国にはなってません。日本政府は管理上問題があると考えているからです。本来なら韓国もトルコやウクライナと同じ扱いでよかったと思います。そこは当時の政府の中に韓国を優遇しようという動きがあったようです。

また、中国や他のアジア諸国は4つのグループには加盟していません。

オーストラリアグループ(AW)にだけ加盟しているリトアニア、エストニアもグループBです。

2019年7月までは韓国は国際輸出管理レジームの4つのグループに加盟しているというだけで優輸出手続きが簡素になるホワイト国になっていました。

今後は国際輸出管理レジームに加盟しても物資の管理をきっちりしていない国は輸出手続きの簡素化は認めない。ということです。

今のところグループBとグループCの手続きにどのような違いがあるのかわかりません。まして国連武器禁輸国でもありません。手続きさえすれば輸入ができるのです。

輸出貿易管理令の「輸出令別表第3の地域」で指定される地域の分け方、「い地域」、「り地域」は今でも有効です。ホワイト国がグループAに変わり、非ホワイト国がブループB~Dになっただけです。

グループBとCは事実上は同じ?

今後はホワイト国=グループA=輸出手続きの簡素化ができるグループ。
韓国はブループB=国際輸出管理レジームに加盟しているけど輸出手続きは個別にしなければいけないグループとなります。グループBは多少はグループCよりも多少は優遇されるようです。それでも中国や台湾とおなじ他のアジア諸国と同じ普通に戻っただけです。

関連記事
ホワイト国とは?認定の条件と何が問題なのか?