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確定拠出年金やってはいけない人5つのタイプ

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確定拠出年金はうまく利用すればお金を増やすことはできます。
でも、何も考えずにただお金を預けてるだけだと損をするんですよ。

確定拠出年金で失敗する人には共通したパターンがあるんです。
あなたは、どんな人が失敗するのかわかりますか?

僕は日本で確定拠出年金が初まって間もないころ、会社が確定拠出年金を導入したのをきっかけに加入することになりました。従業員に確定拠出年金のしくみを説明するために勉強しました。僕自身10年以上の運用経験がありますし、相談も受けました。

その経験をもとに、どんな人が確定拠出年金にむいてないのかお話ししたいと思います。

目次

確定拠出年金をやってはいけないのはこんな人

 

お金は預けたら増えるものだと思ってる人

銀行預金はお金を預けたら利子が付きますよね。かつてはそれなりに利子が付く時代がありました。だからお金は預けたら利子が付くものだと思ってる人は多いですよね。

でも、今は超低金利時代。
銀行に預けてもほとんど利子は付かないですよね。

だからもっといい利息のいいものはないかと思ってる人は多いと思います。あなたも他の金融商品を探してるんじゃありませんか?少しでも利息のいいものがあれば預けたいと思ってませんか?

でも、そういうタイプの人は確定拠出年金をやってはいけませんよ。
なぜかというと、確定拠出年金は自分で増やすものだからです。確定拠出年金はお金を預けるだけでは増えないからなんです。

「でも、プロが運用してるんでしょ。預けといたら増えるんじゃないの?」と思うかもしれません。
残念ですが、運用のプロでも絶対増えるわけじゃないんです。

というより、絶対お金を増やすことのできる運用のプロなんていませんよ。少なくとも日本にはいないと思います。

だから、お金を預けたら本当に増えてるのか監視してないといけないんですね。お金を預けたら安心してほったらかし。それではお金は増えません。

でも、監視するのは年に一度か二度くらいでいいです。ある商品の選び方をおさえれば頻繁に見る必要はありません。

商品の選び方は別の回でお話ししますので今は我慢してくださいね。

 

お金を運用するのがめんどうな人

あなたに質問です。
確定拠出年金はどうやって増やんでしょうか?

はい、運用ですね。

だから、お金の運用が面倒だと思ってる人、運用は嫌だと思ってる人は確定拠出年金はむいてません。当たり前ですよね。

だって、最初からするのが嫌な人が続けられるわけがありませんから。

確定拠出年金は一度始めたら60歳になるまでお金を引き出すことができません。ものすごい長期戦なんです。

だから運用したくない。めんどうだと思ってる人には根本的に向いてないんですよ。

もちろん、株の運用みたいに頻繁に気にすることはありません。でも、年に何度かは自分のお金がいくらなのか気にした方がいいですね。
それができない人はやめといた方がいいですよ。

 

お金の運用によくない印象を持ってる人

お金の運用って悪いことだと思ってませんか?
「お金は地道に働いて増やすもの」
「お金がお金を産みだすなんて汚らわしい」

そんな考えを持ってる人は確定拠出年金には向いてません。

だって、お金を運用しないと増えないんですから。最初から否定的な考えを持ってたらできませんよね。

自分でお金を運用することに抵抗のない人でないと続けられません。

 

運用は危ない・リスクは絶対イヤだと思ってる人

お金の運用は危ない・危険だ・怖い。と思ってる人もむいてません。

もちろん、最初はだれだって不安です。
僕も不安でした。

でも、恐れすぎもよくありません。運用を始めてもなかなか増やすことはできないんですね。つい守りに入って元本確保型にほとんど預けてしまいます。すると全然増えません。そんな人は数多く見てきました。

でも手数料はかかります。

お金は増えないのに、手数料はとられるし。
結局、守りに入ると預けたお金が減ってしまうんです。

確定拠出年金は自分で運用して増やすものなんですね。少しでもリスクがあったらイヤだと思ってる人には向いてないんですよ。

 

銀行に勧められた人

お金を預けてる銀行に確定拠出年金を勧められたって人はいませんか?
だから、やってみようと思ってる。
そんな人は確定拠出年金をやってはいけません。

なぜでしょうか?
銀行が勧めるには理由があるんですよ。

預金すると利息が付きますよね。
つまり、銀行があなたにお金を払うわけです。

でも確定拠出年金にすれば、銀行はあなたに利息を払う必要はありません。手数料を取ることができます。

もちろん運用で出た利益はもらえます。でも本当に運用で利益が出るか出ないかはやってみないとわかりませんよね。

銀行は、あなたの預けたお金が増えようが減ろうが関係ありません。成果に関係なく手数料は確実に銀行のものになるんですから。

預金は銀行にとっては借金と同じなんです。
いくら預金が増えても銀行は儲かりません。

そこで銀行はあなたの財産に目をつけて手数料をとろうと考えてるわけなんです。
だから甘い言葉で誘って確定拠出年金を勧めてくるわけですね。

実はこれ、銀行が投資信託を勧めてくるパターンと同じです
今までは投資信託を勧めてくることが多かったのですが、これからは確定拠出年金を勧めてくることも増えると思いますよ。気を付けましょうね。

確定拠出年金はうまく利用すればお金は増えます。それには勉強が必要なんです。勧められたからという安易な理由だけで始めてはいけませんよ。そんなに簡単に増えるものじゃありませんからね。

もしあなたが「確定拠出年金って良いな」って思っても。すぐにその場で契約してはいけません。他の証券会社、保険会社、銀行の確定拠出年金も調べてみましょう。それでもやりたいと思ったら、そこと契約すればいいんですから。

銀行の窓口で勧められてその場で契約してはいけませんよ。

 

まとめ

いかがでしたか?
あなたは当てはまりましたか?

なんだか悪いことばかり書いてしまいましたね。でもそれだけ確定拠出年金って甘いものじゃないんです。金融機関の窓口で言ってたり雑誌に書いてほど簡単なものじゃありません。

だからといって「やってはいけない」って言ってるわけじゃありませんよ。

確定拠出年金って何なのか理解してうまく利用すればお金を増やすことはできます。

でもそれには少しばかりの勉強と、自分で増やすという心構えが必要なんです。

あなたが自分で「確定拠出年金っていいな」って思ったら。
そのときに始めたらいいんです。

 

以上、文也でした。

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