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スズメバチに刺されたらどうしたらいいの?

スズメバチ

猛暑が過ぎて涼しくなってきましたね。
外にお出かけするならちょうどいい季節になりそうですよね。

でも、人間が過ごしやすい季節は。虫も活動しやすいってことです。

ハチ、蚊、アブなど毒のある虫が活発になるのは9月から10月なんですよ。
ハチや蚊は7~8月からいますよ。でも、暑くて紫外線の強い時期はあまり活動的じゃないんです。特にこれからの季節は繁殖の季節になるので虫たちも攻撃的です。

ハチの中でも特に怖いスズメバチ

 

目次

スズメバチはなぜ人を襲うの?

 

スズメバチに限らず、8~10月はハチの活動する時期です。
スズメバチは体が大きくで毒も強いです。性格もミツバチよりも攻撃的です。

もちろん、ハチはむやみに人を攻撃するわけじゃありません。自分たちの身を守るために攻撃しているんです。ミツバチは自分たちが追い詰められると反撃するのに対して、スズメバチはもっと積極です。巣に近寄ったり、ハチから見て「攻撃的な動きをしてる」と判断すると攻撃してくるんですね。たとえあなたがハチを襲うつもりがなくても、ハチが「用心しなきゃ」と思ったら攻撃されることがあるんですよ。

人を襲うのは”働きバチ”だけです。女王蜂や子供たちを守るために、働きバチは守ってるんですね。 

ハチの巣

 

もしあなたが巣から5~10mの範囲に近づくと、ハチは警戒を始めます。2、3匹のハチが出てきてあなたを監視するんですね。「ブーン」っていう羽を音を立てたり「カチカチ」っていう歯を噛むような音を出して威嚇します。でも、このときはおどしてるだけです。素直にその場を立ち去れば攻撃してきません。

ハチのエサ場もハチの巣と同じように危険です。スズメバチはカブトムシも集まる樹液が大好きです。ハチがいる時は近づかないようにしましょう。

でもハチが怖くて、手や物で振り払ったりするとハチは「攻撃された!」って思いこんじゃいます。すると仲間を呼ぶんです。ハチは針の先から毒をだします。毒の匂いは危険信号にもなるです。他のハチは匂いを嗅ぎつけると戦おうとするんですね。臭いは巣の中にいるハチにも届きます。すると巣の中から大勢やってハチがやってくるんです。

このときのハチは戦う気マンマンでやってきます。追いつかれたら刺されます。下手に抵抗しないで逃げましょう。

ハチは黒や香水が好き?

ハチは黒いものを襲う性質があります。髪の毛が見えないようにタオルや帽子で隠しましょう。アウトドアなんかで野山に出る時は、黒い服は着ない方がいいですね。目も危険です。だからといって白だから攻撃されないってわけじゃありません。怒ったスズメバチは白い物でも刺します。

硬水や整髪剤の匂いにも反応して襲ってきます。臭いの強いものは身に付けない方がいいですね。

糖分の入ったあまい飲み物も好物です。清涼飲料水や当分入った酒類の匂いでも集まってきます。

 

二度目の方が怖い・アナフィラキシーショック

スズメバチの毒は強力です。小さなお子さんやお年寄りなら刺されるとなくなることがあります。でも、健康な大人でも油断できません。

アナフィラキシーショックといって、一度刺されると体内では毒に対して抗体ができます。すると二度目に刺されると過剰なアレルギー反応がでることがあります。血圧が急に下がったり、呼吸困難になることがあるんですね。ハチに刺されてなくなる人の半分以上がアナフィラキシーショックだといわれます。30分くらいで亡くなることがあるそうなので。早めに対処しないといけません。

アナフィラキシーショックは、ミツバチやアシナガバチでも起こるんです。だから体力のない人だと、ミツバチやアシナガバチでも何度も刺されると重体になることがあるんですよ。

僕の場合はすでにアシナガバチには2回さされたことがあります。いまのところアナフィラキシーショックは出てませんが。そろそろ危ないかなと思ってるので用心はしてます。

 

ハチに刺されたらどうしたらいい?

もし刺されたら、まずはとにかく逃げましょう。次のハチが刺してくるからです。巣から10m以上離れたらハチもあきらめます。

近くに治療できるお医者さんがあればいいんですが。ない場合は応急処置をしましょう。

ハチの場合はまずは毒を吸い出すことから始めます。
ポイズンリムーバーがあればいいですが、口で吸いだす方法もありますが、口内炎や口の中の傷から体内に毒が入ります。あまりお勧めはできません。どうしてもお子さんが心配というなら覚悟してやってください。できれば指で患部をつまんで押しすようにしましょう。

流れる水で毒を洗い流します。

刺されたところは腫れるので、氷や冷湿布で冷やしましょう。

脹れや痛みをおさえるために抗ヒスタミン系の虫刺されの薬を塗ります。

市販の薬は脹れや痛みを抑えるだけです。毒が中和されるわけじゃないので、ひどいときはお医者さんに診てもらいましょう。

アンモニアは意味がない

昔はアンモニアを塗るといわれてましたが、ハチにはまったく効き目はありません。まして尿をかけるのは迷信です。尿とアンモニアは違います。意味はないばかりか不潔です。絶対してはいけませんよ。

 

毒を吸い出す道具・ポイズンリムーバー

最近、アウトドアにあると安心だというので注目されてるのがポイズンリムーバーです。
毒を吸い出す道具なんですね。

針のない注射器みたいなものです。
こんな感じで幹部に道具を当てて吸い出すんです。

ハチだけじゃなく、毒を持つ虫や蛇なら使えますよ。
蚊に刺されたあともこれ使うとかゆみが全然違います。

 ・インセクトポイズンリムーバー(楽天)

 

こちらはフランス製のスタイリッシュなリムーバー。使い方は同じです。

 ・アスピブナン(ポイズンリムーバー)(楽天)

 

でも、応急手当用の道具なので、スズメバチや蛇のように強い毒を持つものは毒を吸い取ったあとでも、お医者さんに見せた方がいいですよ。

 

以上、文也でした。

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