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円満退職する方法

退職願

あなたが会社を辞めるとき。
できるだけ周知とのトラブルは起こさずに辞めたいですよね。

いわゆる”円満退職”です。

でも、会社はなかなか辞めさせてはくれません。

とくにあなたが会社で重宝されていたらなおさらです。

 

 

目次

円満退職に大切なのは人付き合い

今さらになりますが、普段から職場や上司とのコミュニケーションをとっておくことは重要です。

人間関係がよいと、辞めるときもうまくいきます。
逆に心配してくれたり、応援してくれたりしますのでやめやすくなります。

直属の上司との仲が悪くても、同僚や部下、他の上位職など。
普段からできるだけ味方を増やしておくことです。
その努力ができない人は他の会社に言ってもうまくはいきません。
同じことの繰り返しになります。

若い会社員

あなたが会社にとって必要だと思われたり、職場での人間関係がよかったりすると引き止められることがあります。

 

上司の立場も理解してあげる

あなたの上司が退職を引き止めるには理由があります。

管理職には部下の管理能力が問われます。
部下が辞めていくと、部下の管理能力が低いと評価する会社もあるのです。
上司はあなたを思ってのことではなく、自分の評価のために引止めを行うこともあるのです。

ある程度、上司をたてて辞めることもテクニックのひとつです。

どんなに言いにくくても直属の上司に言いましょう。
上司をとびこえて上の立場の人に言うのはだめです。

例えば、あなたの直属の上司が課長だったとします。
いきなり部長に退職を伝えたら、部長はどう思うでしょうか。
きっと「なぜ、いきなり自分に伝えたのか。課長とのあいだに何か問題が起きたにちがいない」と思うことでしょう。

そうなると課長は部長から問い詰められ、課長のあなたに対する印象は悪くなります。
辞める自分には関係ないと思うかもしれませんが、部長から問い詰められた上司は必死になって引止めをするかもしれません。退職を伝えたあとの引継ぎにも影響します。

直接上司に伝えてもなかなか納得してくれないこともあるかもしれません。
「もう一度考えてみろ」と言われることもあります。
そんなときは、いったん引いて考え直してみる姿勢を見せる。という手も有効です。
もちろん「辞める」という考えを改める必要はありません。
考え直すふりをするだけです。
一度は上司の顔をたてるのです。
それでもどう考えてもやっぱり「辞める」と伝えるのです。
上司も部長に対して「考え直させたてみたけど変わらなかった」と言いわけができます。
よほどの覚悟に違いないと思うでしょうから、以後の引きとめは弱くなります。

 

そのときは「申し訳ないという気持ちを表現すること」です。「自分は辞めたくはない、会社に迷惑がかかるのは申し訳ない、でも辞めないといけない」と説得するのです。たいていはなかなか引き止められるものではありません。

 

退職の時期で会社の態度が変わる

辞めるまでの期間を長く取るのが円満退職のコツです。
極端にいうと一年後に辞める。それまでは精一杯働きますというものです。そうすれば会社もそれまでに引き継ぎ体制を作っておけるので辞めやすくなります。

半年後、3ヵ月後でもかまいません。実現可能な範囲でできるだけ長くとることです。

法律で2週間目に意思表示をしたらいいからと言って、直前に辞職を言うのは最悪です。

その会社の年度替りのときを退職日に設定すれば会社も助かります。
あなたも辞めやすくなります。

3月末であなたの会社の年度が終わるなら、3月31日を退職日にするのです。
会社の組織が変わる時期に合わせるのもよいです。

ある程度組織のしっかりした会社なら毎年何月に人事異動があると決まってるところもあります。たいていは年度替りで異動になるものですが、異動の時期が違う会社もあります。自分がどういう会社なのか調べておくといいと思います。

直前に辞めるのはトラブルを増やす元です。

退職願

 

一時的な不満は仕方ないと受け止める

とはいっても、それなりの地位にいれば各方面に影響は出ます。皆が快くは送り出してはくれません。文句を言う人もいます。それは仕方ないとあきらめることです。できる限りのことをした上で文句を言われるなら仕方ありません。

あなたには一時的な文句と引き換えに、新しい生活を手に入れることができるのです。このまま会社にい続けて不満を溜め込むよりも、はるかにいいことではありませんか。

 

不満があっても自分のせいにする

 

ただし、上司との関係や職場の人間関係が悪いのに引き止められることはあります。つまり「会社の働き手としてだけ」必要な存在。ということです。ブラック企業では増えています。

そのときは遠慮することはありません。こちらも容赦なく辞めなければならない理由を作って理論武装することです。今まで書いた内容を組み合わせて理由を作りましょう。

会社にはあなたを引き止める権限はありません。

もちろん引き継ぎはしないといけません。会社に損失が出るから弁償してからやめろといわれても人材育成は会社の責任です。あなたを引き止める理由にはなりません。法律的な根拠のないただの脅しです。

その場合でも、会社の悪口、不満は言わないほうがいいです。

あくまで自分の側に理由があることにします。

会社に不満があってもいずれいなくなるあなたが言っても意味はありません。やめてしまえば開放されるのですからそれまでの辛抱です。あえて対立を深める必要はありません。

円満退職を望んでいないなら、会社に責任を押し付けて喧嘩別れしてもいいです。やめる前にいいたいことを言ってすっきりするという方法もあります。でも、この記事の趣旨とは違うのでここではお勧めしません。

不思議と、残り1ヶ月、2週間となってやめる日が近づいてくると不満も気にならなくなります。

人とのいさかいを起こすとよけいなエネルギーを使うことになります。

入社して数年の若い社員ならともかく。ある程度会社で働いてキャリアを付け、社会人としても経験を積んだならスマートに辞めたいものです。

その方が次のキャリアにも生きてきます。

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