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赤ちゃんにやさしい水・硬度とミネラルに注意

健康にいいミネラルウォーターを飲みたいけど。
赤ちゃんにもいいのか気になりますよね。

でも硬度の高いミネラルウォーターは赤ちゃんにはよくありません。

硬度というのはミネラルの量の目安になる数字です。
カルシウムとマグネシウムの量を測って硬度を計算しています。

日本の規格では、硬度100以下を軟水と呼びます。

ミネラルウォーターを使うときは硬度100以下のものを選びましょう。

赤ちゃんは胃腸が弱いので、
ミネラルを採りすぎると消化不良やおなかを壊してしまいます。

日本の粉ミルクは赤ちゃんに必要な栄養はミネラルも含めて
ちゃんと考えて作られています。
粉ミルクメーカーは水道水を基準に作っています。
日本中どこでも水道が飲めるからです。

つまり軟水で作れば必要な栄養がとれるようにできているのです。

ミネラルの多い水で作ってしまうと、
ミネラルのバランスが悪くなってしまって赤ちゃんは体をこわしてしまいます。

でも、水道水は衛生面が不安というママも多いと思います。
赤ちゃんには軟水で作ったミルクを飲ませてあげましょう。

でも、

大人の健康にはよくても赤ちゃんにはよくないミネラルもあります。

赤ちゃんに優しい、水選びのポイントを紹介します。

目次

赤ちゃんに注意したいミネラル

マグネシウムが多い水は下痢の可能性も

赤ちゃんは胃腸が弱いので下痢をしやすいです。

ミネラルの中でも特に”マグネシウム”が多すぎると下痢をおこします。

マグネシウムは腸の働きを活発にしてくれるので、便秘気味の大人が飲むと健康にいい水です。
でも、多すぎると体に負担がかかってしまいます。

赤ちゃんに必要なマグネシウムは粉ミルクにも入っています。
ミネラルウォーターにはなるべくマグネシウムが入ってないものを選びたいですね。

バナジウム・ゲルマニウムは中毒になることも

健康にいいと話題のバナジウム。

でも、あまり知られていませんが。
バナジウムとゲルマニウムには中毒症状があるのです。
これらの金属が水に溶けたものは重金属イオンといいます。

成長途中の赤ちゃんには必要ありません。
むしろ下痢や腹痛の原因になります。

バナジウムが必要なのは生活習慣病や糖尿病が気になる大人だけです。

国立健康・栄養研究所の発表では
「小児、妊娠中および授乳中の女性は上限値が設定できないため、食品由来以外のバナジウムは摂取しないこと」
と発表されています。

粉ミルクメーカーによっては、
バナジウムの入ったミネラルウォーターはお勧めしません。
と表示してあるところもあります。

普段の食べ物から入るバナジウムの量であれば問題ないですが。
お金を出してまでバナジウムが入った水を使う理由はありません。
むしろ、赤ちゃんや胎児には毒になります。

意外に思うかもしれませんが。
バナジウムの入ったミネラルウォーターを使うくらいなら水道水の方がまだ安全です。
赤ちゃんにとってはそのくらい必要のないミネラルなのです。

漠然とバナジウムは健康によいと思っている人は多いのですが。バナジウムをとっても問題ないのは成長の止まった大人だけなのです。

バナジウムの入った水は富士山の近くに多いです。
名前に「富士山」と付いている水は赤ちゃんには飲ませないようにしましょう。

バナジウムとおなじようにゲルマニウムも赤ちゃんには必要のないミネラルです。

ゲルマニウムも中毒を起こすことがあります。
ゲルマニウムは火山の多い九州の地下水に含まれています。

どんな水が赤ちゃんにやさしいの?

水が赤ちゃんにやさしい水の条件はこれです。

・硬度100以下の軟水。
・バナジウム、ゲルマニウムの入ってない水。
・マグネシウムも少ないほうがいい。

というわけで、
ミネラルのほとんど入っていないRO水が赤ちゃんにいい。
と紹介されることがあります。

RO水とはミネラルも通さない非常に目の細かいフィルターでろ過した水です。
ピュアウォーターと呼ばれることもあります。
もともとは精密機器など小さなゴミがトラブルになる物を洗うための水です。
ミネラルが少ないのがRO水の特徴ですが。
ある有名なウォーターサーバーのRO水は、人工的にミネラルを加えて濃さを調整しています。

というわけで、RO水は不純物がなくてきれいな水なのです。
だから粉ミルクを溶かす水としても人気があるんですね。

でも、ミネラルが入っていない。ということは。
ミルクを卒業したあとのお子さんにとっては、
健康にプラスになるものがないということです。
毒ではないけど、お金を出してまで飲むメリットがあるのか微妙・・・

でも、途中でウォーターサーバーを切り替えるのは面倒だし。
というあなたには、軟水のウォーターサーバーがぴったりです。

あかちゃんにやさしい天然水はこれ

ところが。

天然水のウォーターサーバーは富士山の水が多いのです。

富士山の水にはバナジウムが入ってます。
九州の水にはゲルマニウムが入ってます。

それ以外の天然水ウォーターサーバーを探すのは意外と難しいですね。

でも、探してみると。ありました。

京都の水を扱っているウォーターサーバーです。

もちろん。
バナジウムやゲルマニウムといった重金属イオンはありません。
硬度30のやさしい水です。
マグネシウムは1リットル当たり1.6mg。
天然水では最低レベルの少なさです。

京都の水は胃腸の弱い人や赤ちゃんにやさしい水なんですね。

京都といっても、
都のあった場所よりもっと北。
昔の地名でいうと丹波になります。
丹波は良質の水のでる場所として知る人ぞ知る的存在です。
水のきれいな丹波でとれる作物は京料理に欠かせません。


京都の水が選べるウォーターサーバーは、コスモウォーター。
ウォーターサーバー業界でも人気の高いメーカーです。

たまごクラブひよこクラブのウォーターサーバー部門で、
2015年読者の選ぶ赤ちゃんグッズに第1位になりました。
コスモウォーターは利用者にも評価の高いのがポイントです。

いくつか天然水が選べるようになっていますが。
「古都の天然水」が赤ちゃんにやさしい水です。

くわしくは公式ページをどうぞ。
コスモウォーター・古都の天然水

残念ながら、
コスモウォーターは北海道、沖縄、離島には配達してくれません。

北海道に配達してくれる京都の水はオーケンウォーターがあります。

くわしくは公式ページをどうぞ。
オーケンウォーター・京都丹波の銘水

沖縄・離島に配達してもらえる京都の水は今のところありません。
ごめんなさい。
見つかったら報告します。

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