食中毒というと夏のイメージがありますが。
冬でも起きてます。
年末年始のあわただしいときに、突如下痢に悩まされることになりました。
もともと下痢の多い体質なので最初はまたか。
とおもってたんですが。
あまりにも酷いので病院に行ったら。
「細菌性の胃腸炎」と言われました。
そのときの様子を報告します。
自分が何の下痢なのか心配になる方は参考にしてください。
こんな下痢の症状は細菌のせい
僕が下痢になったのは、急に寒くなった12月の末。
お腹に弱いけど「ズキッ」っと鋭い痛みがはしるんです。
痛みと言っても弱い痛みで、人に痛いかと聞かれたら少し痛いと答えたくなる程度。
何かしてたら痛みを忘れる程度で、自分から人に言うほどの痛みじゃない。
トイレには、頻繁に入るようになります。
特に酷かったのは夜中の23時ごろから。
結局、一晩中トイレと寝室の往復でした。
最初は1時間に一度くらいのペースが30分に一度になり、
10分おきくらいにトイレに駆け込むありさま。
やがて水みたいな便しか出なくなります。
それに何だか熱っぽい。
もともと35℃台の低体温体質なのに、37.0℃もある。
他に人にしてみれば微熱だけど、自分にとってはちょっとしんどい。
でも、吐き気はない。
腹痛もあるけど、弱い痛み。
いつもの下痢じゃない。
何か変だと思いました。
風邪の下痢ならここまで頻繁にトイレに通うことはない。
ストレス性の下痢なら、ストレスの元を遠ざけて寝ていれば治る。
冷え対策で厚着してるし冷えでここまで頻繁にトイレに通うことはない。
冬場のひどい下痢ということでウィルス性を疑いましたが、吐き気はないし。
おなしいなと思って
翌日、思い切って医者に行きました。
診断の結果は。
「細菌性の腸炎」
だそうです。
細菌性腸炎の見分け方
検査で細菌の種類を決めるのは時間がかかります。
患者からとった細菌を培養して検査しないといけないからです。
でも、実際に患者が苦しんでるのですからそれを待つわけにはいきません。
検便、血液、患者からの聞き取り、症状から判断して治療を行うようです。
細菌性腸炎の主な症状は
水っぽい便の出る下痢。腹痛。吐き気。発熱。等です。
細菌性は子供の腸炎で大人はなりにくいと言われるますが、
病気やストレス、運動不足などで免疫力が落ちていれば大人でもかかります。
細菌性の腸炎は夏場に多いです。
温度が高くなると繁殖しやすいからです。
でも、細菌は一年中います。
油断は出来ません。
細菌性腸炎の便の特徴
トイレにかよう頻度が高くなるのが特徴です。
ひどくくなると10分に1回や5分に1回のときもあります。
細菌性胃腸炎の便は水っぽいです。
ごくごく初期の段階では、普通の弁も混ざってきます。
次第に水っぽくなって、粘液だけのような状態になります。
重症になると血便も混ざります。
こうなると完治には何日もかかるので、そうなる前に医者に診てもらったほうがいいです。
細菌性腸炎は発熱します
38度の高熱がでるというわけではありませんが、細菌性腸炎も発熱はあります。
細菌が体内に入ると免疫系が活発に働きます。
その影響で発熱するんですね。
お腹の温度も普通よりも上がります。
お腹がいつもよりも熱いなと感じたら、要注意です。
原因は何?
細菌性腸炎は、いわゆる食中毒と同じです。
口から細菌が入ってきて体内で毒素を出して発病するのです。
腸炎を引き起こす細菌は食べ物に付いてくることがほとんどみたいです。だから食中毒の原因になるんですね。
でも、大人の場合は免疫力が高いので、体内で細菌を殺してしまうこともありますしすぐに発病しないことも多いみたいです。細菌性腸炎が子供や老人に多いのは免疫力が低いからです。
僕の場合は生ものを食べたりはしてません。冬場なので食べ物や食材が痛んでるということもないと思います。
細菌は一度体内に入っても免疫で完全に殺せなかったときは、免疫力が落ちたときに逆襲してくるものもいるみたいです。
ストレスや、疲れ、他の病気などで免疫が落ちてくると、体内で細菌が繁殖して発病するようですね。
あと、
気になってるのはペットボトル。
実は、同じペットボトルを10日くらい使い回ししてました。一度使ったやつに、飲み物を入れて何度も使ってました。もちろん、洗ってはいるのですが、完全には洗えてなかった他と思います。特に口のまわりは洗うのが大変なのでそこに菌が付着して繁殖してたかもしれません。
もちろん、ペットボトルは使いまわしすることを前提に作られてません。使い回しするなら自己責任です。数回ならともかく、10日も使うのはやりすぎたかもしれませんね。
治療はどうする?
普通の下痢なら自力で治せますが、あまりにもひどいとき。
上に書いたような症状が出たときは、たぶん自力で直すのは無理です。
間違っても、下痢止めを飲んで直すのだけはやめてください。
細菌やウィルスが原因の場合は、外に出さないと体の中で増えてよけいに症状が重くなります。
治療は医者に診てもらったほうがいいと思います。
注意すべき点はこちらに書いたので参考にしてください。
以上、文也でした。
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