アマゾンの売上を会計ソフトに記帳する

お金の話題
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アマゾンでせどりや物販をしていると確定申告が必要になってきます。

確定申告するためには、売上を知る必要があります。そのためにはアマゾンでいくら売れたのか記帳しなければなりません。

僕が実際にやっているアマゾンの売上を記帳する方法を備忘録として残しておきます。

 

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お客さんの支払った代金=売上

アマゾンの場合、売上が入金されるのは月ごとではなく2週間に一度です。

入金されるのは、売上からアマゾンの手数料を差し引いた金額になります。

入金額=売上 ではありません。

お客さんが支払った代金=売上 なんですね。

アマゾンに出品した場合、お客さんの支払った代金から手数料が差し引かれます。残ったお金が入金されるわけです。

それなら、入金額だけ記帳したほうがいいんじゃないの?と思うかもしれません。でもそれだとあとで困るかもしれません。

それは。消費税はお客さんが支払ったお金で決まるからです。

年間の売上が1000万円を超えると消費税の納税義務が発生します。物販でも転売でも消費税がつくのは同じです。

アマゾンで販売しても、年間売上が1000万円を超えると消費税を治める必要があります。その判断をする際に基準になるのが「お客さんが支払ったお金」なのです。

というのも、お客さんは買い物をするときに既に消費税を支払っています。商売する側は消費税を一時的に預かっているに過ぎません。

ただし消費税を計算して治めるには手間とコストが掛かるので、売上が1000万以下の小規模業者は納税しなくていいよ。という特例があるのです。

特例が適用されるかされないかを決める基準が売上1000万円なんです。

売上1000万円といわれると関係ないと思う人も多いかもしれません。でも、商売を大きくして稼ぐ気でいるなら最初から消費税を意識した記帳の仕方をやっておくといいと思います。

消費税の納税義務は事業全てにかかってきます。たとえアマゾンの売上が少なくても、他の販売経路で得た売上を全て足して1000万円を超えたら納税義務が発生します。

僕の場合、アマゾンの売上は微々たるものです。本業を全て足しても1000万円には及びません。でも、いずれそうなると思ってやってます。

 

アマゾンの売上を記帳する

アマゾンの明細を見る

ではアマゾンの売上を記帳してみましょう。

アマゾンの「セラーセントラル」の画面から。

「レポート」「ペイメント」

クリックします。

すると「過去の決済情報」の画面にこのように表示されます。

「一覧」を見てもわかるのですが細かすぎるのでわかりづらいです。帳簿をつけるときには「過去の決済情報」を見ることにしています。

アマゾンは2週間ごとに集計されて振り込まれます。
この画面に表示されているのは2週間分の売上と手数料です。

 

たとえば、11月13~27日の場合。

「商品代金の合計」が売上になります。24690円です。これはお客さんが支払った金額です。

ここからアマゾンの手数料が差し引かれます。

さらに大口登録の場合、毎月5292円(税別で4900円)差し引かれます。今回は大口手数料が差し引かれる時期だったので手数料が増えています。

 

最終的に口座に振り込まれる金額は

「振込金額合計」

と書いてあるところを見ます。

今回の場合は15144円です。

アマゾンの明細はわかりづらいです。なのでシンプルに考えます。

売上から振込金額合計を差し引いた金額が実質的な手数料として記帳します。

税務署が知りたいのはアマゾンがどういう名目でお金を処理しているかではなく、貴方がどのくらい売り上げて、どのくらい利益になったかだからです。

それを証明するためにアマゾンとの取引記録は必要ですが、アマゾンの決めた細かい項目を気にする必要はありません。

 

会計ソフト(MFクラウド)に記帳する

売上が確定する日と実際に入金される日は違います。

そこで、売掛帳を使って処理します。

11/13~11/27の売上は11/27日に確定したとします。

11/27 借方 売掛金 24,690円 貸方 売上高 24,690円

と記入します。

僕の場合は細く補助項目を使って 
借方 売掛金 アマゾン 24,690円と処理しています。

取引先がアマゾンしかない場合は無理に補助項目を使わなくていいと思います。

次に、実際に入金された日を記帳します。

銀行口座の11月30日を見ると15,144円振り込まれています。

振込には2~3日かかるようです。

アマゾンは振込手数料は負担してくれるのでありがたいですね。

売上と振込額の差額が手数料です。自分で計算します。

24690-15144=9546

手数料は9,546円です。

このように記帳します。

11月30日 借方 ◯◯銀行 15,144円 貸方 売掛金 15,144円

11月30日 借方 支払手数料 9,546円 貸方 売掛金 9,546円

と記帳します。

 

僕の場合はMFクラウドで記帳しています。
MFクラウドの仕訳帳ではこのようになってます。

これは仕訳帳の画面です。

 

「振込アマゾンジャパンゴウドウガイシャ」というのは、銀行口座のデータを読み込んだ時に一緒に読み込まれたものです。僕の場合はあとで見た時にどこと取引したのか分かりやすいので残しています。

アマゾンは月2回この処理が必要になります。

しばらくやってないとつい忘れてしまいますが、何度もやってみればなれると思います。

 

 

 

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