生涯現役であるための「元気塾」とは

男のカラダ元気塾1 読書
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僕は健康番組が好きでよく見ています。
でもテレビの健康番組って女性向けかお年より向けが多いんですよね。

僕みたいな40代の男むけの健康番組ってあんまりない。

それはテレビを見ているのが主婦かお年寄りだから視聴率を取るためにはそうなってしまうのでしょう。
だから雑誌や本を読んで自分にあう健康法を探すことも多いです。

先日も本屋でおもしろそうな本はないか物色してたら、
「中年男性むけに書かれた健康本そのものじゃないか!」
って思った本があります。

これです。

その健康常識は大間違い! 「男のカラダ」元気塾

 

 

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テレビで有名なアンチエイジングの権威?の意外な素顔

 

どこかで見たことある顔と名前・・・

テレビの健康番組によく出てる南雲吉則先生です。

女性向けの健康番組によく出てた人ですね。あんまり関係ないのかなと思ったんですが、店頭でパラパラっと読んでみると文章が面白いのとテレビ出演時とのギャップがおかしかったのでつい買ってしまいました。

私が「元気塾」塾長、南雲吉則である!!
本塾は、我々、おやじが・・・・・・いや、”男”がなくしがちな「若々しい体」と「初々しい心」を取り戻すための、ちょっとした鍛錬方法を伝授。老化現状を自らはねのけて、「生涯現役」で、80歳までアクセルふかしていこうぜ!という、限りなく志高く、しかしハードルは低いアンチエイジング塾である!!

本編に入る前の前書きの部分ですが。どこかで見たような台詞ですね。
絶対「ジャンプ」読んでたよな。と思ってしまいます。この人もオヤジだったんだって、妙に親近感わきました。本文はこの調子で書かれてます。

文章は愉快だけど、書いてある内容は科学的にも妥当と思えるものです。

なるほどと思ったその内容を紹介します。

 

寝たりにならないための歩き方は今から

人間の体には、「頭で覚える記憶」と「体で覚える記憶」があります。「体で覚えろ」ってやつですね。
この体記憶は頭で考えなくても実行することができる。一度覚えた体記憶はなかなか忘れないんです。

これを利用した筋力が落ちても転びにくい歩き方というのがあるんです。

まず歩く姿勢は、胸を張る。踏み込むときは、つま先をあげる。そして一歩一歩しっかり踏みしめるようにぐいぐい歩くのである!

(中略)

そうしたら多少、筋力が衰えてもビシッとつま先があがっているからわずかな段差にぶつかることもない。つまずくこともない。骨折して寝たきりになるリスクも激減するのだから、ミラクル近衛兵、大いに結構である!

 

まあ、正直はずかしいです。
でも、言ってることは分からなくもない。普段からつま先を上げて高めに脚を上げるように習慣付けておけば、筋力が落ちてもつまづく可能性が低くなるということですね。たしかに若いうちから脚をひきずるように歩いてたら将来きっと転んで骨折ります。
恥ずかしくない程度に、なるべく脚をあげて歩くように心がけましょう。そうすると脚の筋力が鍛えられて基礎代謝もアップしますよ。

 

「腹筋100回」は意味なし

ダイエットのために、筋トレをすることはあまり意味はない。動物には白筋と赤筋があって筋トレで鍛えられるのは主に白筋。脂肪を分解するためには主に有酸素運動に使われる「赤筋」を使わなければならない。

この本だけでなく他にもそう書いてある医者はいす。ということはそれだけ信憑性が高いということ。僕のブログでもこの説は採用させてもらってます。

そのためには、ウィーキング、姿勢を正す。という赤筋を使う運動?が重要なのです。腹を引っ込めるようにして背筋を伸ばすのを日常的に行っていると、自然と腹のインナーマッスルが鍛えられ脂肪が分解されます。

でも、どうしても白筋を鍛えたいときは、腹筋100回ではなく、「7回」だけするのです。
100回も続けられるようなものじゃ効率が悪い。最大限の負荷をかかて7回だけやる。せいかくには7回やるのもきついというくらいの負荷をかけてやるということです。

なぜなら筋肉が太くなるというのは、部分的に傷ついた筋肉が修復するときは、切れにくくするために前よりも太くなるから。なんですね。筋肉の修復期間は2~3日かかるのでその間は筋トレはしなくてOKです。

 

 

カラダ元気塾裏

カラダ元気塾裏表紙

 

他にも使えそうな健康法がたくさんあります。

社会人の間でひそかに悩んでる人の多い、ストレス性の下痢&便秘。通勤列車にのったときとか、会社に行く前になるとると腹の具合が悪くなるってやつ。更年期障害の妻の対処法とかコレステロールの対処法とか。

 

健康にかぎったことではありませんが、社会で経験をつむとどうしても限界を感じてしまいます。つい、悟ったような機分になって、新しいことに挑戦したり、自分できないと決め付けたりしがちです。不摂生が重なり、見た目も言動も醜くなる一方。いまやオヤジというのは軽蔑の意味の込められた言葉になりつつあります。卑屈になって自分をオヤジと呼ぶ人もいます。でも、そうするのもしないのも自分しだい。

著者のこんな言葉が心に刺さります。

これは腹痛にかぎらないぞ。年をとったからといって「ダメだ」「無理だ」などと必要以上に卑屈にならないこと。「まだまだいける」「まだまだよくなる」。そう妄想しているものこそが、ミラクルな元気を手にできるのである!

南雲先生は2015年に60歳になりました。それでも若々しく精力的に活動している。見習う点はありそうです。

 

南雲吉則、”その健康常識は大間違い! 「男のカラダ」元気塾”、双葉社

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