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理系と文系収入が高いのはどっち?実は比較しても意味はなかった

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理系と文系はどっちが収入が高いのか。
永遠の話題ですね。
ネット上で常に話題になるのですが。

通説では文系の方が高いといわれています。
でも、年代や条件次第でどうにでもなるんです。

大切なのは、もっと他にあるんです。
では、どんなことに気をつければいいのでしょうか?

 

目次

理系と文系収入が高いのはどっち?

 

収入が高いのは文系?

 

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ある大学の卒業者の生涯賃金を比較した場合。
文系出身者が理系出身者を5200万円上回るというデータがあります。

管理職層になるのは文系が多いため、
ある年齢層以上の人たちを比較すると理系よりも文系の方が収入が高いというデータもあります。

 

収入が高いのは理系?

 

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一方で、理系出身者の賃金が文系出身者を上回るというデータもあります。

ただし。これには理由があります。
理系の中に医学部を含めているからです。
医学部出身者は高収入者が多く、理系の平均値をあげているからです。

有名企業の研究職・技術職は年収1000万、2000万なんてこともあります。

 

結局どっちなの?

 

理系が得か文系が得かという議論は常にありますが。
じつのところ、理系、文系というくくりはあまり意味がないのです。

理系でも旧帝大系の研究室を出て研究分野にマッチした職業に付けば、大企業で高収入で得られます。

偏差値の低い大学を出れば工場勤務でこき使われることもあります。

文系でも、大手商社や金融機関、大手マスコミに就職すれば高収入が得られる一方で、
事務職や非正規労働といった低賃金に甘んじる場合もあります。

しかも、現在では大手メーカーといってもシャープ、東芝のように経営が傾きリストラするところも出てきます。

金融機関、マスコミでもかつてほどの勢いはなく。
大幅なボーナス削減するところもあります。

理系・文系はおろか、同じ業種の中でさえもひとくくりでは説明できない状況になっています。

 

あなたは何をしたい?

 

理系・文系にどの範囲の職業を含めるか。
どの年代・年齢・職層を調査の対象にするかでまったく正反対の結果が出るんです。

これが数字や統計の恐いところ。
条件が分からないとその数字がなにを意味してるのか理解できません。

だから、世の中には理系文系の比較は単なる数字のマジックなんですね。

だから理系が得か、文系が得か気にしても意味がないんですね。

 

自分も会社も不幸

それにいくら収入が高くても、
自分に合ってない職業を選んだら不幸です。

やる気を維持できないのに、収入がいいとか待遇がいいとか
そんな理由だけで仕事を選んで人生楽しいですか?

日本を代表するある大手自動車会社では車を開発してる人自身に車好きが減った。作業として車の開発をしている。と指摘されることがあります。その結果発売されるのは、どこかで見たような個性のない車。性能や技術はいいかもしれないけど面白みのない車。

豊田社長がテレビのインタビューで「レースのイベントやスポーツカー開発をもっとやりたいけど、なかなか社内でそんな雰囲気にならなかった」という内容の発言をしてました。社長がGOサイン出したら、車好きなら喜んでやりませんか?

それって、作業として売れる車の要素を分析してデーター通りの商品を作っていれば安泰という意識があるからではないでしょうか。

トヨタの様な大企業だから売上を伸ばせてますが、マツダや三菱自動車みたいな中堅クラスがそんなことをしたら経営危機になってしまいますね。

会社の経営が危なくなって困るのは社員自身なんです。

また、もっと深刻な問題も起きています。

嫌々では続けられない

 

仕事ができずに心身を病んでしまったり。
仕事を続けられずに辞めてしまったり。

人気があるからといって就職してもその仕事や会社が合わずに辞めてしまったら意味がないですよね。

だから就職するときには自分が何をしたいかよーく考えてから選んだほうがいいと思います。

でも、就職したらずっとそこにいなければいけない。ということはないです。ダメだと思ったら見切りをつけてやりなおすことはできます。

でも、転職には大きな決断と労力が必要なのも事実。
今の会社、仕事が本当にだめなのか考え直すことも必要です。

そのうえでどうしても転職したいと思ったら、転職するという選択肢もあるでしょう。

でも、転職先でも同じ目にあわないようにしないと意味がありません。
転職先が自分に合ってるのか、その会社でやっていけそうか調べることが必要になってきます。

じゃあ、どうやって会社のことを調べたらいいんでしょうか。

 

企業を調べる方法

まずはその会社がどんな仕事をしているか。
会社のHPやパンフレットで調べることからはじめます。

会社四季報 などを見れば、業績も分かります。

就職四季報  を見れば
採用数、3年後離職率、有休消化年平均、平均年収などを知ることができます。

 

 

信憑性の高い口コミサービスを使う

それでもわからないような、社内の雰囲気、働きかた、人間関係などは
口コミサイトで調べましょう。
2chなど口コミは、だれでも自由に書き込めるので誹謗中傷的なものも多く。
信憑性ではいまいちです。

転職会議も人気ですが、登録しただけでは口コミをみることができません。
口コミを書き込むか、お金を払わないといけないのです。
そこでありもしない口コミを書き込んでる人がいるんですね。
そのせいで、信憑性が低くなってしまってます。

比較的信憑性が高いのはキャリコネ。
これも会員登録制ですが、登録は無料。
無料で登録しても口コミは見られます。
口コミを書き込んでるのも、登録した人たちだけ。
でも、登録には自分の職歴を細かく書かないといけませんし、審査もあります。
転職を前提に就職活動している人たちのサービスだからこういうシステムなんですね。

 

学生もキャリコネに登録できる

学生でもキャリコネの口コミを見たい。
という意見が多かったためか、学生でも登録できるようになりました。
でも、条件があります。
大学が発行したメールアドレスが必要です。

僕は転職のためいくつも登録して調べましたが。
いまのところキャリコネが信用性が高いと考えてます。
キャリコネ転職サービス

最後に、キャリコネにかぎったことではありませんが
口コミは書いた人の立場や、考え方、価値感で大きく変ってきます。
こういう立場の人はこういう意見なんだ。
と客観的にみることが大切です。

理系・文系と気にするのも大切ですが。
自分が何をしたいのか、自分がしたい分野の仕事は何なのか。
早めに見極めることが大切です。

すでに会社で働いた経験のある社会人なら。
自分の経歴でどんな転職先があるのか分かるツールがあります。
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