引越しをするとなると大変なのが引越し業者の選択ですね。
自分で運べるほどならいいですが、家族で引越しともなるとやっぱり業者に頼まないと無理ってことも多いと思います。
僕は就職して田舎から出てきて、結婚もしたので何度か引越し業者を利用しました。
就職して田舎から京都に出てきたとき。
会社の寮から自分で借りたワンルームマンションに引っ越すとき。
結婚してワンルームから2LDKの賃貸マンションに引っ越すとき。
2LDKの賃貸マンションから一戸建てに引っ越すとき。
一人暮らしのときは適当に業者を選んでました。
でも、
結婚した後の引越しは荷物が多かったので業者選びは慎重になりましたね。
やってみて感じたのは、
選び方によってはかなり金額に差が出るということ。
引越し料金って、業者の都合でかなり変わってしまうということなんですね。
じゃあ、どうしたら引越し料金を安く出来るのか。
僕の経験をもとにどうしたら引越し料金を安くする方法をお話します。
1・相見積もりを取る
相見積もりって何?
高額な買い物をするときには相見積もりをとりましょう。
相見積もり(あいみつもり)とは二つ以上の業者に見積もりを出してもらうことです。
慣れた人なら常識になってることなのですが、知らない人もいるかと思いますので書いておきます。
複数の見積もりをとるということは知ってても、相見積もりという言葉を知らない人は結構いるみたいです。
もちろん、言葉を知らなかったことことを恥ずかしいと思うことはありません。
この機会に覚えればいいんです。
引越しだけでなく、他の大きな買い物をするときに使えます。
そのとき、あらかじめ「相見積もりを取ってます」と相手に伝えたほうがいいです。
業者に直接電話して一社だけで見積もりを取ると、必ず高い金額で契約させられます。
業者は、客が慣れていない素人だと思えば最初から安くはしません。。
相見積もりをとっていることを伝えると、
業者も『もし価格が高かったら契約を他にとられてしまうかも知れない』
と思うのである程度は安くした金額が最初から出てきます。
競争相手がいるから安くなる
競う相手がいて初めて価格も安くなるのですね。
これはどの業界でも同じです。
「相見積もり」という言葉を知ってれいれば業者に 多少は慣れてる客だと思わせることができます。
まったく知らないよりは有利に交渉ができます。
知らないよりはマシというレベルですが覚えておいて損はありません。
単独で見積もりを出してもらったら8万円だったのが、
業者間に競わせたら5万円台になったってこともありました。
ただし、中には「競ってる相手の見積もり金額を教えてもらうまでは帰らない」とか
「この場で契約しないと帰らない」という業者もいます。
そういうときは、直ちに「その業者と契約する考えがない」ことを相手に伝えて「警察」を呼びましょう。
強引な業者に対しては「押し売り」と同じ扱いでいいです。
遠慮せずに警察に連絡してください。
もしそこであなたが電話するのを、業者が阻止する行動をとったら立派な犯罪です。
そこまでする人はほとんどいないと思いますが。
引越し業界も業者間のレベルの差が大きいところなので万が一のためにも、すぐに電話を使える状態にしておいた方がいいです。
女性だけの場合は業者もなめてるときがあるので、
夫や親がいるときに見積もりに来てもらうのもいいです。
2・出来る作業は自分でする
最近はいろいろなサービスがあります。
荷造りをしてもらえたり、
梱包から出すのをしてもらえたり、
掃除をしてくれたり。
もちろんその分の費用がかかります。
業者によって違いますが、ある大手引越し会社だと15000円~かかります。
荷造り、掃除はできるだけ自分でやったほうがいいです。
もちろん、どうしても忙しくてできないという場合は利用しましょう。
時間はお金では買えませんから、仕方ないです。
1カ月くらいダンボールが家の中にあっても、やろうと思えば生活はできます。
そこで安く出来るかどうかはあなたのやる気しだいです。
僕の場合はダンボール60数個を妻と二人で荷造りしました。
2LDK(45平方メートル)でダンボール60個って荷物多すぎじゃないかと思いますが。
もうちょっと物を処分したほうがよかったなと後で思いました。
引越しの一週間前は部屋がダンボールだらけになり、さすがに生活は不便でした。
でもなんとかなります。
ダンボール箱は引越し業者がある程度はくれますが、
足りない分はまとめて注文したほうが安く付きます。
こういうダンボールの通販もあるのでまとまった量がいるときは便利です。
ホームセンターで買うより安いです。
3・ いらないものは捨てる
上にも書いたように今あるものを全部持っていこうと思えば、荷物の量は多くなります。
僕は引越しを決めてから少しずつ荷物は減らしたつもりなんですが。甘かったですね。
思い切って捨てる覚悟が必要です。
家電製品も10年近く使ってるものはこの際捨てて転居先で新しく買いましょう。
家電製品は引越し前に注文しておいて、
転居後に届くように調節すれば転居先で家電製品がなくて困るという時間を少なくすることが出来ます。
服や本なども、しばらく使ってないものは処分しましょう。
身辺整理のよい機会だと思います。
捨てるにも時間がかかるので、引越ししようと思ったら荷物の整理は早めにしておくことをお勧めします。
こういう買取業者を利用するといいですね。
本が大量にある方は、こちらの買取サービスも参考にしてください。
4・安く出来る日を選ぶ
じつは、相見積もりとともにこれが大きな値引き要素になります。
当たり前のことですが。
客が多くなると値引きして客を獲得する必要はありません。
引越しシーズンはあまり値引きは期待できません。
安く出来る月はいつ?
引越し業者が忙しいのはやっぱり、新生活の始まる3~4月ですね。
2月の中ごろから引越しの利用者が増えるようです。
最近は9月が年度末というところも増えたので
8~9月も忙しくなります。
場合によっては10月までずれこむこともあるので10月も安いとはいえません。
それ以外は安い月が多いようです。
実は、年があけて引越しシーズンが始まるまでの間。
つまり
1月~2月上旬は、引越し業者が一番仕事の少ない時期です。
この時期に狙って引越しすると確実に安く出来ます。
実は
8万円が5万円台になったというのもこの時期だったので、業者間の値引き競争が激しかったという理由があります。
本当なら8万円でも高いとはいえません(何しろダンボール60箱、家具含めて2tトラック2台分)。
繁忙期なら10万円と言われても仕方ないです。
とはいっても仕事の都合で引越しするときは、なかなか都合のいい月を選ぶのは難しいですよね。
なら、せめて日と時間だけでもなんとか調節してみましょう。
安く出来る日はいつ?
月の下旬よりは上旬から中旬が人の移動が少ないです。
土日、祝日は引越しをする人が多いです。
現代でも 大安 を選ぶ人はいます。あえて仏滅を狙うという方法もあります。
平日は引越しをする人は少ないです。
特に連休を取りにくい 火~木曜日が お勧めです。
5・安く出来る時間帯を選ぶ
普段はしごとがある。
引越しする日が決まっている。
だから日にちをえらぶことはできない。
という人は多いと思います。
せめて時間帯だけでも選びましょう。
午前中から日中に引越しを希望する人が多いようです。
ということは、立て込んでいる時間帯を避けたほうがいいということです。
午前の引越しを終えてから、業者の都合のいい時間に来てもらうと安く出来ます。
夕方~夜が狙い目です。
夜になると交通量が増えて渋滞したり邪魔になったりするので、その辺は周辺の交通事情をみてから判断してください。
基本的に日時はできるだけ業者の都合にあわせて選ぶと安くできます。
結論・安く出来る日時はこれ
・一番安いのはいつ
1月、火~木曜日、夕方が一番安く出来ます。
それが無理なら
5~7月、11月も安いです。
月の前半
平日
午後
を狙いましょう。
・高いとき
3~4月、8~9月
月の後半
土、日、祝
午前中から昼。
はできるだけ避けたほうがいいです。
もちろん全てを満たすことはなかなかできませんが、
できるだけ安くなる要素をみつけて選びましょう。
まとめ・引越しを安くする方法はこれ
1・相見積もりを取る。
業者同士を競わせないと絶対安くなりません。
2・自分でできることは自分でする。
余計なオプションはつけると高くなります。
3・いらないものは捨てる。
荷物の量が増えると高くなります。
4・安くなる日を選ぶ。
時期によって1.5倍変わることがあります。
5・安くなる時間を選ぶ。
混んでる時間と混んでる時間があります。
じゃあ、見積もりを業者に取ろうと思ったらどうしますか?
ネットで引越し見積もりをとるときに便利なサービスもありますよ。
参考記事:面倒な交渉から開放される引越し見積もりサービスはこれ
以上、文也でした。
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