サラリーマンには年末調整があります。
途中退職した人には年末調整がありません。
払いすぎた税金があっても、戻ってこないということです。
どうすれば、税金が戻ってくるのでしょう。
自分で確定申告をしないといけません。
年末調整できてないひとは、自分で確定申告しましょう
途中退職しても、年内に別の会社に就職すれば転職先の会社で年末調整はできます。
再就職できないまま12月を迎えると、年末調整できません。
そこで自分で手続きを行うのです。
その方法が確定申告です。
退職した翌年の1月1日から申告できます。
期限は5年以内です。
あとになると忘れてしまいますし2月3月は確定申告の時期なので税務署は混雑します。
書類が集まったら早めに手続きしておいたほうがいいです。
確定申告に必要なもの
・確定申告書
AタイプとBタイプがありますが、会社勤めをしていた人はAタイプを使います。
申告用の書類は税務署でももらえますが、
国税庁のHPからダウンロードできます。
書類の他に次の添付資料が要ります。
すべて原本を提出します。
手元に残したい場合はコピーをとっておいてください。
・源泉徴収票
前の会社を辞めたときに源泉徴収票をもらってると思います。
退職金をもらっている場合は、退職金の源泉徴収票も必要になります。
・社会保険料の控除証明書
国民健康保険や国民年金を納めている場合は、税金が戻ってくる場合があります。
控除証明書を用意しましょう。支払いを免除してもらっている人は必要ありません。
・生命保険料控除証明書
生命保険や地震保険、火災保険に入っている人は税金が戻ってくる場合があります。
11月ごろに保険会社から送られてくるので、保管しておいてください。
・医療費の領収書
高額の医療費を払っている場合は、税金が戻ってくる場合があります。
所得が200万円以上の人は自分の支払った医療費が10万円以上。
所得が200万円以下の人は自分の支払った医療費が所得×0.005円以上となります。
たまに病院にいったくらいではこの額を超えることはないと思います。大きな病気を患った人や、持病を持っている人以外はあまり当てはまらないと思います。
提出先・期限は?
提出先は、住所のある地区の税務署になります。
郵送でも受け付けています。
確定申告の受付期間は2月16~3/15です。
でも、途中退職者は1/1から受付しています。
一般の確定申告が始まると税金を取り戻したい人たちが殺到して殺伐とした雰囲気になりやすいです。
3月にはいって期限が近づくと正直あんまり雰囲気はよくありません(場所にもよりますが)。
2/15までには手続きをすませておきたいところです。
紙の用紙に手書きするのは面倒だ。
パソコンで入力したい。印刷したものを出したい。
という人のために、国税庁のホームページで入力して提出用の書類をつくることができます。
最終的には紙に印刷するのですが、入力はパソコンで行います。
こちらの記事でその方法を紹介しています。
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