失業者なら簡単にできる国民年金保険料免除の継続方法

税と社会保障
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年金手帳

 

会社を辞めて国民年金保険料の支払いを全額免除してもらってました。
その後、半年がたちました。国民年金は7月から翌年の6月でひとつの年度がおわります。
僕の場合は10月に届け出を出したので半年くらいしか免除の期間がなかったんですね。

昨年度の保険料納入実績はこうなってます。

免除期間

 

いろいろ事情があって残念ながらその後も定職についてはいません。
そういうわけなので引き続き国民年金保険料の免除は続けたいと思ってました。

前回の届け出の時に自動継続にしてれば次の年度は自動的に審査が行われるそうです。
審査に通れば次の年も免除されます。

「自分が自動継続になってるかわからない」っていう場合は。
年金機構から送られてきた免除の通知書に「継続審査届出受付済み」って書いてるか見てください。

僕の場合は書いてません。
申請してたら全額免除って書いてあるあたりに、継続審査届出受付済みも書いてるはずなんです。

年金免除
だから、毎回手続きしないといけません。

 

でも僕は自動継続にはしてませんでした。だって、ずっと無職でいるつもりはなかったんですから。

とはいっても現実には無職です。
今年も全額免除を申請することにしました。

免除の申請の仕方は以前にも書きました。
 → 国民年金は免除できる

継続もこれとまったく同じ方法でやります。

自分の年収を申請しないといけないんですが。
失業の場合は簡単に手続きができるのです。

どうやって継続の手続きをしたかお話しします。

 

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失業者が継続の手続きをする方法

免除の申請は7月から受け付けてくれます。
7月に入ったら手続きに行かないといけません。

 

まず、雇用保険受給資格者証 を用意します。

雇用保険受給者資格票

これがないと手続きはできません。

失業保険の手続きした人はハローワークでもらったと思います。

離職票でもいいです。

離職票12

でも。
さすがに失業して半年以上も離職票を持ってる人はいないですよね。

だって、失業保険の申請をするときに使ったはずですから。
でもそのかわり、雇用保険受給資格者証をもらってるはずです。

雇用保険受給資格者証さえあれば手続きできます。

両方とも持ってない?
失業保険が終わったので捨てた?

残念ですが、あきらめてください。

所得を届け出して減額してもらうしかありません。
所得が0だと証明できれば全額免除の可能性もあります。

だから雇用保険受給資格者証はすごく大切なんです。
何年でも保管しておいた方がいいですよ。

 

手続きに行ってきました

僕は雇用保険受給資格者証を残しておいたので、手続きに行ってきました。
住民票のある役所に行きます。
市役所、区役所、町役場。とにかく住民票の住所のある役所です。

年金の窓口に行って、国民年金の免除をしたいといいます。

必要な書類の提出を求められます。
このとき雇用保険受給資格者証を出します。

すると、窓口で申請書類を渡されるのでその場で記入します。
自分の名前や住所、連絡先などかんたんな項目ばかりです。

 

扶養家族がいる場合は同時に手続きできる

僕の場合は妻も一緒に免除してもらったので二人分の書類を書くことになりました。
そうなんです。僕が申請に行けば妻は手続きに行く必要がないんです。

扶養家族の分も同時に手続きできるんです。

もし働いていたのが奥さんで、あなたが扶養家族に入っていたなら、奥さんが手続きしないといけませんよ。どちらが扶養家族になってるかで変わってきます。

念のため年金手帳を持って聞きましたが必要ありませんでした。マイナンバーも必要ありません。本人確認できるもの(運転免許証とか)はいりますね。

手続きは数分で終わりました。
「えっ、これで終わり?」っていうくらい簡単でした。

京都の区役所はコンピューター化されてるので手続きが早いっていうのはあるんですが。
役所が自動化されてなくても僕がやるのは雇用保険受給資格者証を見せて申請用紙一枚(妻のぶんもいれるともう一枚)に名前や連絡先を書くだけ。

たいした手間はかかってません。
これで一年間、来年の6月まで免除されるはずです。

今回も自動継続にはしませんでした。
来年こそは保険料収められるくらい稼げるようになるつもりだからです。

 

申請結果は?

手続きを行ったのが7月に入ってすぐの7月1日でした。
待つこと4週間弱。
7月末に日本年金機構から結果の通知が来ました。

は、早い。
普通は3か月かかるっていわれることもあるみたいです。
前回は8週間かかってました。
4週間で結果が来るとは・・・想定外の速さです。
いえ、いいことなんですが。

一度申請したので年金機構にもすでにデータはあるでしょうから、継続の場合は手続きが早いのかもしれませんね。

気になる結果は・・・

免除申請結果

 

みごと全額免除です。

 

 

それにしても、こんなに簡単な手続きで免除ができるとは。
やらないと損ですよ。

 

免除したら年金はどうなる?

ちなみに。
このまま免除が続くと将来もらえる年金の額は減ります。
具体的には収めた期間の分は半額になります。
でも、僕の場合はそれまで20年近く全額収めてます。そのぶんは満額もらえます。減額されてもまだ影響は少ないはずです。

将来、お金に余裕ができたら昨年と今年免除してもらった部分を納めることはできます。そうすれば全額支給されます。

でも、手続きせずに年金保険料を滞納すれば。未納扱いになって年金はもらえません。どうせ支払えないなら免除申請した方がいいですよ。ダメもとでやってみましょう。

 

 

まとめ

国民年金の継続は、免除の申請と同じ方法で行います。
失業して免除申請したことのある人なら簡単にできます。

雇用保険受給資格者証か離職票があると手続きは簡単です。
ない場合は所得証明が必要になります。

失業者の場合は手続きは簡単なのでやった方がいいですよ。

でも、来年こそは手続きしないで済むようにしたいです。

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