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失業保険には離職票が必要

離職票12

会社で退職を決めたら手続きがあります。

このとき大事なものの一つに離職票があります。

離職票は失業保険が欲しい人にとって絶対必要です。

失業保険の必要ない人は、離職票をもらう必要はありません。

 

目次

離職票ってなに?

 

  離職票とは雇用保険の失業手当を申請するときに必要になる書類です。

 

つまり、失業保険をもらうために絶対必要な書類です。

離職票12 

左の赤い文字の書類が離職票I (正式には 雇用保険被保険者離職票Ⅰ)

右の緑の文字の書類が離職票Ⅱ (正式には 離職証明書) (あくまでイメージです)  

この書類がないと失業保険はもらえません。

在職中、どんなに雇用保険を支払っていても離職票がないと失業保険が支給されないのです。

離職票とは簡単に言うと会社を辞めましたという証明書のようなものです。 正確には、雇用保険から脱退したという証明書です。

雇用保険から脱退=失業した という事です。

ここで重要なのは、在職中に一定期間雇用保険を支払わないといけません。 雇用保険を払ってない会社はたまにあります。あなたの会社が雇用保険を払ってないなら、失業保険の受け取りはあきらめてください。

失業保険の掛け金は会社と労働者が負担するものです。給与明細には失業保険を払ってることは書かれていると思います。チェックしてみるといいでしょう。  

 

離職票には何か書いてある?

離職票には離職理由。過去半年間の給料、雇用保険から脱退した日が書かれています。

理由、在籍時の給与、在籍期間によってハローワークはあなたの受け取る失業保険の期間や金額を決めます。

だから離職票がないとハローワークはあなたにいくら支払っていいのか計算できないのです。

お金を受け取るための重要な書類という事が分かってもらえると思います。

離職票には離職票Ⅰと離職票Ⅱの二つがあります。

離職票Iは正式には雇用保険被保険者離職票Ⅰといいます。 離職票Ⅱは正式には離職証明書といいます。 でも、ややこしいですし離職票で通じるのでこのサイトでは離職票で表記します。

二つともそろってなければ失業保険はもらえません。

会社に退職することを伝えると、会社から離職票Ⅱに記入を求められます。

このときあなたがするのは氏名の記入と捺印はもちろん、退職理由の記入です

といっても退職理由はあらかじめ会社が書いてあるはずです。 あなたがするのは会社が書いた退職理由に意義があるかないかの記入くらいです。

会社によっては、話し合いながら記入していくこともあります。会社の方針によります。

 

相談 

自己都合で辞めるか会社都合でやめるかで失業保険の受け取る期間や金額が変わってきます。
必ず内容を確認してください。

自分が会社を辞めたくて退職する場合は、自己都合になるので内容について問題になる事はないと思います。

もめる可能性があるのは会社都合で辞める場合です。 整理解雇で辞めさせられる場合は会社都合なのは間違いないのですが、 会社が希望退職者を募った場合や、会社から辞める様に言われたのに自己都合になっている場合があるかもしれません。

事前に会社都合になるのかどうか確認しておいたほうがよいです。

ただし会社から辞める様に言われた場合でも、あなたに原因がある場合は失業保険の受け取りは自己都合の人と同じあつかいになります。懲戒解雇された場合がそうです。

ただし、懲戒解雇をうけると求職活動で悪い印象をもたれてしまいます。

 

離職票ⅠとⅡが手元に来るまでは気を抜くな

離職票Ⅱは退職日までに渡されて記入を求められます。

あなたが記入した後、会社はハローワークに行って「この人が失業しますよ」という手続きを行います。

その後、離職票Ⅰと離職表Ⅱがあなたの元に送られてきます。

あなたが離職票ⅠとⅡを手にするのは、退職した後になります。 遅くとも退職から10日以内に届かなかった場合は会社に催促してください。

自分で話をしてもらちがあかないときはハローワークに相談してください。 ハローワークの担当官が会社に事情を聞いたり催促を行ってくれます。

電話する職員

離職票は遅れれれば遅れるほど、失業保険を受け取る日が後にずれるだけではありません。

あなたの受け取る日数(つまりは金額)が減ってしまう可能性もあるからです。

離職票ⅠとⅡが届くまでは安心してはいけません。

 

本日のポイント

 

・会社を辞めるときは離職票は必ずもらう。

・退職の理由を確認しておく。

・退職後なるべく早く離職票ⅠとⅡを手に入れる。

・離職票が届かない場合は会社に催促する。  

以上。文也でした。  

 

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