確定拠出年金の意味・難しい専門用語をわかりやすく解説

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確定拠出年金ってどういう意味?

なんだか難しい専門用語みたいな「確定拠出年金」って言葉。
お役所言葉みたいだって批判もありますよね。

いったいどういう意味なの?
というあなたのために。

なんで「確定拠出年金」っていうのか。
DCとか401kとか言い方もあるけどなんでそう呼ばれるのか。

できるだけわかりやすく説明してみました。

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確定拠出年金の意味

確定拠出の意味。バラして考えるとわかりやすい?

確定拠出年金という言葉を分解すると、

「確定」+「拠出」+「年金」になります。

確定拠出型年金っていう場合もあるんですがそのときは。
「確定」+「拠出」+「型」+「年金」となります。

でも、どっちでもいいです。「型」はあまり重要じゃありませんから(笑)。

「確定」っていうのは「決まってる」っていう意味です。
何が決まってるのかというと。
「拠出」が決まってるから。
「拠出」とは「払うお金」のことです。

つまり、
払うお金が決まってる年金」が確定拠出年金の意味なんですね。

あくまでも「年金」なんです。老後のためのお金です。
投資信託や財テクのための商品じゃありません。
だから途中で引き出せないんです。
年金を前倒しでもらおうなんて思わないで下さい。

逆に言えば、決まってるのは「払うお金」だけ。
もらうお金は決まってません。

いくらもらえるかは、運用の結果次第。
沢山もらいたければ「自分で増やしなさい」という、シビアな年金です。

DCも確定拠出年金のことでしょ

確定拠出年金のことを「DC」って書いてる本もあります。
横文字で書けばいいってもんじゃないけど。
アルファベット二文字ですんじゃうので、本や雑誌なんかではよく使われてます。
DCとは、「Defined Contribution Plan」の略。
DCPじゃないの?って突っ込みはやめてください。なんでPが入らないのか僕もわかりません。

Definedは決まったという意味。「確定」と訳します。
Contributionはお金や物を出すこと。「拠出」と訳します。
Planは計画とか方針とか。要は「プラン」です。「型」と訳します。

だから、Defined Contribution Planを訳すと、「確定拠出型
肝心の「年金」って言葉が入ってませんが・・・

でもなぜか日本では確定拠出年金のことを「DC」って呼んでます。
略称を勝手に使ってるのは日本語にはよくあることなので深く考えないでください。

401k(よんまるいちけー)って聞いたことがあるんですが

「よんひゃくいちけー」ではありません。
「よんまるいちけー」と呼びます。

確定拠出年金はアメリカの401kという年金制度がモデルになってます。

日本の企業が確定拠出年金を導入し始めたとき、よく「日本版401k」って説明されました。
「でも、アメリカの401kっていう制度を知らないのに、その日本版って言われても理解できないよ」って思ったことがあります。

401kっていうのはアメリカの民間企業の社員向け確定拠出年金のことです。
なんで401kっていうのかというと。
アメリカに「1978年米国内国歳入法」という法律があって、その第401(k)項に書いてあるからです。ただそれだけの理由です。

ちなみにアメリカでは確定拠出年金でも非営利団体職員向けの「403(b)」とか地方公務員向けの「457」とか、加入できる人によって細かく制度が分かれてます。投資好きなアメリカ人らしいといえばらしいです。

この401(k)をもとにしているので、日本版401kといいます。
当然ですが日本の法律では第401項に書いてるわけではないです。日本で401kと言っても意味はありません。アメリカの制度だと思われます。
・・・そのはずですが、なぜか日本でも確定拠出年金が401kで通じてしまいます。

ちなみに日本では「確定拠出年金法」という法律で決められています。
だから日本では「確定拠出年金」というのが正しい。
はずです。

確定給付年金って何?似たような名前だけど何が違うの?

確定給付年金っていうのもあります。
これは「給付」が決まってる年金。つまりもらう額があらかじめ決まってる年金です。
かつては企業が採用してる年金は確定給付年金が多かったのですが、どんどん確定拠出に変わっていきました。

なんでかというと。給付額が決まってるってことは、もし運用でうまくいかなかったら赤字になってしまいます。運用は会社がやります。それで「そんなのやってられない」というわけでどんどん減ってます。確定拠出年金なら決まった金額の掛け金を出しておけばいいので、給付額が減っても責任取らなくて済むんですね。

ちなみに、国民年金、厚生年金はしくみとしては確定給付型年金になります。将来の受取額が計算できるのはそのためです。
「そんなこといったって、国民年金は将来は減らされるんでしょ」って思うかもしれません。
確かに景気や経済状況が変わると途中で変更されることはあります。
そのときでも、いくら払ってるからこのくらいもらえますよ。って計算できます。

掛け金がいくらなら、(その時点では)もらえるお金(給付額)はこれ!って決まってるから「確定給付」っていうんですね。自分で運用しなくていいので楽です。

だれも意識しない確定拠出年金の隠れたメリット

でも、企業の確定給付年金は会社が倒産すると年金はもらえない可能性があります。
というか、もらえませんよね。
その点、確定拠出年金は会社や契約した銀行や証券会社が破たんしてもなくならないんです。

なぜかというと資産管理機関という別の組織があなたの年金を預かっているからです。もちろん運用で減れば預けている額も減りますよ。掛け金を全額戻せと言っても無駄ですからね。

普段は会社がつぶれるなんて考えないと思いますが。もし起きてしまえば大変なことになるので。これはこれで大きなメリットだと思います。保険会社がやってる個人型年金も保険会社がつぶれたらどうなるかわかりませんしね。

まとめ

確定拠出年金は。
掛け金が決まった年金という意味です。
DCは確定初出型を英訳したもの。
401kはアメリカの民間企業向け確定拠出年金のことです。

ところで、2017年から加入者が増えることになりました。主婦も加入できるみたいです。

さすがに確定拠出年金では言葉が難しいというので。
個人型確定拠出年金の愛称を募集し始めたようです。
個人型確定拠出年金制度愛称募集キャンペーン

10年以上前から制度はあるのに。遅いよ・・・
採用されたら10万円のギフト券がもらえるみたいです。
自信のある方は応募してみてください。
募集期間は2016年8月1日~21日までです。

以上、文也でした。

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