MENU

北朝鮮のミサイルか身を守るためJアラートと避難方法を調べてみました

 

ここ数年盛んになってる北朝鮮のミサイル実験。北朝鮮の技術は我々が思ってるよりも進んでるようです。その気になれば日本に命中させることも可能だといわれます。

報道によると日本はミサイルを90%撃墜できるといわれてます。でも条件があります。

その条件とは。
1.事前に発射することがわかっている。
2.撃ち落とせる場所にイージス艦、PAC3が配備されている。
3.飛んでくるミサイルの数が少ない。

つまり事前に発射することが分かっていて、撃ち落とす準備ができているときだけ。1発か2初のミサイルを撃ち落とすことができる。ということらしいのです。

もちろんそれだけでもかなり難しいことです。でも現実の日本ではミサイルを完全に防ぐのは難しいのも事実。日本では予算・技術的な問題の他にも政治的・国民感情的な問題もあって外国の攻撃から国民を守るためのしくみはなかなか作れないようです。つまり。

不意打ちで一度に何発も弾道ミサイルを撃たれたら防ぐことはできません。

そこでミサイルが落ちてくることが分かったら避難することが大切なんです。

そこで今、注目を集めているのがJアラートです。名前は聞いたことはありました。でもあまりよく知りまでんでした。そこで気になったのでJアラートについて調べてみました。

ミサイル攻撃からどうすれば身を守ることができるのでしょうか。

 

目次

Jアラートとは

全国瞬時警報システム(Jアラート)は津波、地震、弾道ミサイル。などの急にやって来る災害を国民に知らせるためのしくみです。

Jアラートで連絡が来るのはこんなときです。

・自然災害(津波、地震、噴火)
・他国の攻撃(ミサイル攻撃、航空機による攻撃、テロ攻撃)を受けたとき。

市町村の職員や電話会社の職員がいなくても自動的に情報が伝わることになっています。

それ以外にも、注意報・警報、震度、竜巻、洪水、土砂災害などは気象庁の情報をもとに市町村の判断で情報を発信することもあります。

情報を知らせる方法はいくつかあります。

市町村が知らせる場合

一般的なのは市町村から連絡が来る場合です。こんな流れで我々に情報が来ます。消防庁の資料によると全国1741の市町村全てに情報を自動的に発信する装置が置かれています。

 

気象庁・内閣官房庁
   ↓
  消防庁
   ↓
  市町村
   ↓
防災無線・ケーブルテレビ・登録型eメール

直接個人に連絡が来る場合

市町村を通さずに直接個人に届く方法もあります。携帯電話会社の発信するメールで知らせる方法です。

武力攻撃の場合

日本に向けて弾道ミサイルが発射された、飛行機などで日本が攻撃された場合。テロ攻撃が起きた場合はこのような流れで連絡が来ます。

 

内閣官房庁
   ↓
  消防庁
   ↓
 携帯電話会社
   ↓
 個人の携帯電話にeメール(緊急速報メール)

 

自然災害の場合

津波・地震・噴火などの急に大きな災害が起きたときは気象庁から連絡が来ることがあります。

  気象庁
   ↓
 携帯電話会社
   ↓
 個人の携帯電話にeメール(緊急速報メール)

 

 

メールを受け取る設定は無料でできますが、携帯電話会社や機種ごとに違います。古い機種だと対応していないようです。スマートフォンは対応している機種が多いようですが。フィーチャーフォン(ガラケー)は対応していない機種が多いようです。

設定の仕方は携帯会社ごとに違うので「緊急速報」メールの受取設定で調べてみてください。設定しても迷惑メールに入ってることもあるようですよ。「来てないな」と思ったら迷惑メールの設定も見たほうがいいかもしれませんね。

 

ミサイルが発射されたとき、どんな情報が来る?

北朝鮮が弾道ミサイルを発射すると約10分後には日本に来ます。会議をしたり記者会見してたら間に合わいません。いきなりJアラートで連絡が来ます。

弾道ミサイルが日本に来ると判断された場合。緊急速報メールが送られてきます。「政府からの発表としてミサイルが発射された」という内容のメールが来る事になってます。

ミサイルが発射された

平成28年2月7日に沖縄県内に発信されたメールはこんな内容だったといわれます。

政府からの発表
2016/02/07 09:34
「発射情報。発射情報。先ほど、北朝鮮からミサイルが発射された模様です。続報が入り次第、お知らせします・」

内閣官房のHPより

これはミサイルが発射されたことを知らせる内容です。ミサイルが来ると予想された地域に、このメールが来るそうです。この段階では、広い地域を予想しているのでどこに落ちるかは分かりません。続報が入るのを待ちます。

日本にミサイルが来る

ミサイルが日本の領土・領海に落ちる可能性が高くなった場合はこんなメールが来ます。

直ちに非難。直ちに非難。屋内に避難して下さい。ミサイルの一部が落下する可能性があります。屋内に避難して下さい。

ミサイルの弾頭そのものか。撃墜した後の破片が落ちるのかは分かりません。とにかくミサイルが日本に落ちると予想された場合です。このメールを受け取ったら、すぐに近くの頑丈な建物に入ります。コンクリート製の頑丈な建物。地下街に逃げます。

核の直撃を受けたら建物の中にいても助かる可能性は低いですが。ピンポイントで直撃する可能性は低いと考えられます。破片の落下や爆風や閃光、放射線を避けるために、頑丈な建物や地下に避難したほうが助かる可能性は高くなります。

ミサイルが日本に落ちた

ミサイルが日本国内に落ちたことが分かったらこんなメールが来るそうです。

ミサイル落下情報。ミサイル落下情報。ミサイルの一部が○○地方に落下した可能性があります。不審な物を発見した場合には、決して近寄らず、直ちに警察や消防などに連絡して下さい

 

落ちたミサイルや破片は危険です。核を積んでいたら放射線を出している可能性があります。核を積んでいなくても化学兵器(毒ガス)や細菌兵器、爆発物が入ってることもあります。今の北朝鮮の技術では化学兵器・生物兵器・爆発物が入ってる可能性が高いです。また、落ちたばかりのものは熱いので火傷する可能性もあります。近寄らないほうがいいです。

ミサイルや攻撃を受けた時の対処に仕方については内閣官房のHPにも載ってます。
内閣官房 国民保護ポータルサイト

 

「攻撃されるのは米軍基地だからうちは大丈夫」と思ってる人もいるかもしれませんが。そうとは限らないんですね。日本の市街地を狙う可能性も十分あります。狙いやすさ反撃の強さなど、日本国民を狙うのが一番やりやすいはずです。もちろん、そうでないことを願います。

警報のサイレン音

武力攻撃をうけたとき警報のサイレン音が鳴ります。

防災無線のほか、テレビやラジオでもサイレン音が流れるようになっています。

内閣官房庁のHPにどんな音が流れるのかサンプルがありました。テレビで聞く空襲の音を電子的に合成したような音です。普段は聞いたことのないかなり気持ち悪い音でした。でも、初めて聞いたらなんの音かわからないかもしれないです。一度聞いておいたほうがいいかもしれません。

でも、いざという時のために流れる音ですからコピーしたり勝手に流したりしするのは禁止されています。

 

とにかく避難

「ミサイルが来たらどうしようもないよ」と思って諦めるのは早いです。頑丈な建物や地下に逃げれば助かる可能性は高くなります。

ピンポイントで自分のいる建物に落ちる可能性はとても少ないんですから。せめて爆風や破片は防げるように避難したほうがいいです。今の時点では北朝鮮は町ごと壊滅させるような核をミサイルに積む能力はないと考えられています。北朝鮮がそれをできるまでに日本の防衛力が整えばいいのですが。たぶん難しいと思います。我々は何かあったら逃げることを考えたほうがいいかもしれませんね。

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次