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肩のゴリゴリを放置すると40肩・50肩。なぜ起きる?その対策は?

肩甲骨

肩を回したらゴリゴリって音がしませんか?
それって40肩、50肩になるかもしれませんよ。

肩の音が鳴るのは、肩が異常だという信号です。
関節が微妙にずれているのかもしれません。
ほうちすると、肩に炎症がおきて激痛が走ります。

これが40肩・50肩。

なぜそうなるのか原因と治す方法を調べたので紹介します。

 

目次

肩がゴリゴリ音がする

以前から肩をまわしたら音はしてたんです。

ゴリ、ゴリッって。

でも、気にしてなかったんですね。肩が痛いわけじゃないし、肩が上がらないわけでもない。

肩こりはひどかったようなんですが、自覚症状がないんです。

床屋の人からは「肩凝ってますね」
妻からは「硬すぎるよ」

とは言われてたので、こってるんだとは思ってました。

でも自分では全然凝ってるとは思わなかったんです。今から思えば肩こりがひどすぎて麻痺してるみたいだったんですよ。

そのうち肩がなるようになりました。僕の場合は左肩です。
でも特に痛くなかったので放置してました。

 

肩が痛い・上がらない・ついに四十肩に・・・

ところがここ1週間ほど肩が痛くなりました。
朝起きて伸びをすると左肩の関節あたりに激痛が!
痛くてしばらく動けない・・・

気が付いてみれば、肩が上がりにくくなってる。

「これが40肩?」

そうなんです。ついに40肩になってしまいました。

ちなみに40肩と50肩は同じものらしいです。年齢が違うだけです。

 

肩のゴリゴリという音もひどくなってる。

かつては自分しかわからない音でした。
今は同じ部屋にいる家族にもわかるくらい音がします。

相当ひどくなってるようです。

 

肩ゴリゴリ・40肩の原因は?

でも40肩って医者に行ってもなにも治療してくれないんですよね。
よっぽど痛いときは検査して別の病気がみつかることもあるようですが。

原因が分からないときはせいぜい痛み止めを処方されるくらいで根本的な治療はしてくれません。

現代医学で原因が分からないのが四十肩

どんな状態なら40肩・50肩なのか、定義すらあいまいです。

1 肩の痛みと運動障害
2 40代、50代から発症
3 明らかな原因がないもの

出典:南雲吉則,”男のカラダ」元気塾”,双葉社 

つまり40肩、50肩には明確な定義がないのと同じです。

いわゆる西洋医学では40肩の原因はわからないようです。

整形外科とか整体師の分野になるのでしょうけど、個人の知識や技量に差があり過ぎて主張してる原因もバラバラ。結局、どれを信じるかの問題になってしまうんですね。

仕方ないので自分で調べてこれなら信じてもいいかなという情報を集めました。
まず、原因を調べる前に肩が痛いっていうのはどういうことなのか調べてみました。

だから今から書くことは医師の書いた本をもとに僕が今信じてる説です。絶対正しいとは限りませんが。少なくとも僕はこの説を信じて治そうとしています。

肩が痛いってどういうこと?

40肩の傷みは腕を動かさなければ特に痛みはないです。でも、腕を上にあると関節のあたりに激痛が走りませんか?僕の場合は左肩です。あまり使わない方の腕ですね。

40肩の痛さって肩こりの痛さとは違いますよね。肩こりも痛いけど動かしたら激痛って感じじゃないです。

関節、つまり肩の骨と腕の骨がつながってる部分に傷みが出る。動かしたら痛いってことは、肩の骨と腕の骨がある角度やある位置に来ると傷みがでるってことなんですね。

なぜ傷みが出るのか

じゃあ、なんで傷みが出るのかというと。
肩の関節で炎症が起きてるからです。

炎症とは体の一部が壊れたり悪い物が入ってきたときに、体を治そうとしてるときに起きるもの。40肩の場合は、すり減った肩関節を治そうとして修理してる最中って合図です。道路工事やってるから周囲に迷惑かかってますのと似てるかもしれない。

だから、痛いからといって痛み止めを飲むのは逆効果なんですね。修理のスピードを遅くするってことですから。よけいに治りにくくなるんですね。

でも、痛くて痛くてどうしようもない。というときは仕方ないです。我慢できないときだけ痛み止めを使いましょう。

痛くて痛くて仕方ないというときは、無理に動かさない方がいいです。腕を痛めることになりますから。

でも、そのまま放置してると関節が固まってしまう。
激痛が収まってきたら、肩を動かす訓練を始めましょう。

40肩・50肩の原因

じゃあなんで肩の炎症が起きるんでしょうか?
肩の関節がすり減るからです。
すり減る原因は幾つかあります。

肩関節と腕間接の間にはクッションがあります。
関節包とか滑液包といいます。このクッションは肩関節全体を保護してるわけじゃないみたいなんです。部分的にしか保護されてない。

クッションのない関節まわりがこすれてると炎症が起きます。
クッションがずれたりすると、腱や腱板がこすれやすくなって炎症が起きます。
腱は骨と筋肉のつなぎ目。腱板は腱が集まったもののようです。

じゃあ、なんでクッションのない部分がこすれたり、クッションがずれるのかというと。原因は大きく分けると二つです。

・加齢
・姿勢の悪さ

クッションそのものがすり減るというのもあるようですが。激しいスポーツを長年している人や、高齢者の場合に起こりやすいといわれます。

40肩については加齢と姿勢の悪さが原因じゃないかと思ってます。

 

加齢で40肩になる理由は?

腕の関節ってかなり特殊な構造になっています。

・肩甲骨は肋骨の上に乗っかてるだけで固定されていない。
・肩甲骨と腕の関節が浅い。

肩甲骨

 

肩甲骨は部分的に鎖骨とつながってますが、腕はほぼ筋肉で支えられています。
筋肉でつながっているから、肩甲骨が肋骨の上を滑って腕が自由に動くんですね。

成人の場合、腕の重さは片側だけで6~8kgあるといわれています。2Lペットボトル3~4本分のオモリを肩からぶら下げてるわけです。

筋肉が衰えると腕を正しい位置で支えることができなくなります。関節が微妙にずれてしまうんです。関節がずれた状態で動かしてると少しずつ関節のクッションがすり減って炎症が起きるんですね。

 

姿勢の悪さも40肩の原因

関節がずれる原因はもう一つあります。
姿勢の悪さです。スポーツで無茶な動きをすると関節がずれます。でも日常生活でも関節はずれます。それも知らない間にずれてしまうんです。

姿勢が悪いと関節がずれるんですね。

デスクワーク

 

現代人はパソコンやデスクワーク、スマホを使ったりすることが多いです。
テレビ見てるときや食事のときでも、座り方が悪かったり姿勢の悪い状態が長く続くと関節がずれます。

肩が外れるのと違って、微妙なずれはすぐには自覚症状がありません。ちょっとずつちょっとずつ、こすれていってやがて炎症が起きるんです。だからある日突然、肩がおかしくなってるわけじゃないんですね。

パソコンを使ってるときは、猫背になってることが多いです。頭が前に出て、肩も前にでてます。肩が前に出てたり、肩をすくめてたりするのはよくないです。頬杖もよくないらいしいですよ。

deskwork2

 

だからストレッチや肩をほぐしても一時的によくなるだけ。
姿勢が悪かったら永久に治りません。

肩が鳴るのは関節がずれてこすれてる状態。
こすれる時の音が肩が鳴る原因なんですね。
このまま放置すると、そのうち炎症が起きて肩が痛くなりますよ。では、

いよいよ、治す方法に入りたいと思います。

四十肩対策

まず、じっとしてても痛いときは無理しない方がよさそうです。
傷みが引くのを待ちましょう。1~2週間かかります。

じっとしてると痛くない。動かすと痛い。
という状態になったらリハビリ開始です。

 

ペンはさみ姿勢

基本は”ペンはさみ”です。
この姿勢が肩の関節の正しい位置のようです。
やってみると、普段自分がどのくらい方が前にずれてるかがわかります。

・「気をつけ」の姿勢で立ちます。
・背中のわきの下にペンを挟みます。
・小指側に力を入れてペンを落ちないように挟みます。

このとき、肩をあげてはいけません。
肩は自然に下げた状態で、肩甲骨と腕でペンを挟む感じです。

どうですか?
かなり後ろの方に肩をまわしてる感じがしませんか?
慣れるとペンはなくてもこの姿勢ができます。

デスクワークしたら時々この姿勢をとってます。
気が付いたらこの姿勢になるようにしています。

力を入れなくても普段から肩が後ろに下がる姿勢になるよう。
日ごろから意識してこの姿勢をとるようにします。

 

コッドマン体操

じっとしてたら痛みはないけど動かしたら傷みはある人は、
コッドマン体操をしましょう。

「アイロン体操」の変形バージョンです。
アイロンを持たずに手ぶらでやります。
女性や高齢者はアイロンがなくても十分なようです。
男性でも運動不足の人がいきなりアイロン持ってやると肩を壊すと思います。
まずはアイロンを持たずにやってください。

手ぶらじゃつまらない、物足りない人はアイロンやダンベル、ペットボトルを持って負荷をかけてもいいと思います。

僕はアイロン持たずにやってます。

・前かがみになります。
・痛い方と反対の手で机やいすなど倒れない物を持って体を支えます。
・痛い方の手をブラーんと下に下げます。
・痛くない範囲で手を前後左右にぶらぶらと揺らします。

このとき、手に力を入れずに自然に振り子のように手を揺らします。

痛い部分を無理すると炎症がひどくなるので痛くない範囲でやります。
風呂上りなど、体が温まって筋肉がやわらかくなってるときにやると効果が高いといわれます。

毎日続けていれば、腕の上がる範囲が大きくなります。

できるだけ方は冷やさない方がいいですね。
血行が良い方が炎症の治りも早いので。お風呂にゆっくり使って肩をたためましょう。

とりあえず、僕は今この状態です。
もっとよくなったらほかの方法も試そうと思ってます。

1週間や2週間で直るようなものじゃないです。
治るのは何か月もかかるようなので焦らず続けましょう。

 

 

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