男性脳と女性脳は考え方が違う。まるで別の生き物

DaiGo 男女脳戦略

 

男と女は同じじゃない。考え方が違うんだと思うことがあります。

僕も妻と話をしていると考え方や伝え方の違いに戸惑うことがよくあります。

メンタリストのDaiGo氏が書いた 男女脳戦略 という本を読んで「なるほど」と思いました。この本は男性と女性の考え方の違いを知って、ビジネスに応用しようという本です。

ビジネスに関心がない人でも「男と女は考え方が違う」ことを知るにはちょうどいい本だと思います。

男と女。と書きましたが単純に性別で区別できるものではありません。脳の働き方の問題だからです。

いわゆる「男性脳」と「女性脳」というやつです。脳には論理的な部分と感覚的な部分があります。論理的な部分を男性脳、感覚的な部分を女性脳ということが多いです。

だれでも「男性脳」と「女性脳」を持っています。どちらが「強いか」という違いがあるだけです。また医学的に「男性脳」と「女性脳」という臓器があるわけではありません。脳の働きの違いをわかりやすく説明するための言葉です。

だから男でも女性的な考えの人はいるし、女でも男性的な考えの人もいます。

日本人と欧米人を比べると、日本人は欧米人よりも女性脳が強いといわれます。

同じ人でも場面によって現れ方が違うかもしれません。

でも、大まかにいって男と女では考え方が違うみたいなんですね。

代表的な男と女の違いについて紹介します。

 

男性脳と女性脳の違い

 

「競争」と「共感」

よくいわれるのが「競争」と「共感」。

男は一番になりたい。
女はみんなと同じがいい。

男性脳は自分の評価にこだわります。自慢したい、人より上にたちたい。という意識が強いんです。だから情報を知っていてもあまり人にはいいません。いい情報は独り占めしたいからです。

でも女性脳は情報を知ったら人に教えて共感を得ようとします。女性脳は「共有したい」という気持ちもあります。

レストランに入って一つのものを友人と一緒に食べる。というのも好きです。単純に量が多いからという問題もあるのかもしれません。でも、もともとみんなと「シェア」するのが好きなようです。

だからネットでもリアルの世界でも「口コミ」が好きなのは女性です。商売をやっているわけでもないのにSNSに「いいね」が付かないといって悩んでいるのも女性に多いですね。

 

 

「モノタスク」と「マルチタスク」

基本的に男は一度に一つのことしかできません。でも女は一度に沢山のことができます。

家事がその代表です。料理の品を一つ一つ作っていたら大変な時間がかかります。だから、Aのおかずを作りならがBのおかずも作ってる。なんてことはよくあります。

男の場合、テレビを見ながら洗濯物をたたむというのはまず無理です。どちらかに集中してしまうからです。

もちろん、男でも訓練すればできます。料理人のプロは一度に沢山の作業をこなします。僕は研究者でしたから、化学の実験は一度にいくつもの作業を並行して進めます。でもそれは意識して計画的にしてるから、経験を積んだからできるんです。

いきなり「あれとあれをやって」と言われたらできません。

 

「論理型」と「感情型」

 

男性脳は理屈でものを考えます。合理的、損得勘定でものを考えます。

女性脳は好き嫌いが優先。合理的なものより雰囲気、理屈では表現できないもやっとした感情が優先されます。

例えば、女性が男性にものを頼んだ場合、普通は男は言われたことしかしません。気を利かせて先回りして女性を喜ばすことは普通はしません。

なぜなら「言われたことをやっているのだから問題はない」はずなのです。理屈ではそうなのです。でも、ときとしてそれだけでは満足してもらえないことがあります。

女性は「言わなくてもわかってるはず」という感情が隠れていることがあるからなんですね。

男性脳の買い物は性能重視です。スペック(データ)がよければ喜んで買います。使えこなせないほどのスペックだったとしても、その性能の物を持っていることが嬉しいのです。

でも女性脳の買い物は見た目、かわいさ、雰囲気重視です。他の著者の本では「赤くて可愛いという理由で車を買った」という女性の話が出てきます。あと化粧品や健康食品も同じです。実際の性能よりもメーカーのウリ文句や宣伝で「いいイメージ」の物が売れてるようです。

「最終思考」と「拡大思考」

なにやら聞き慣れない言葉ですが、話を聞くと「あああれか」と思うはず。

夫婦や恋人が喧嘩をすると、女性側は必ずといっていいほど

「あのときは、こうだった」

という話を持ち出してきます。現在起きているケンカなのに、過去の話を持ち出して批判を始めるのです。

さらに誤ったとしても

「口先だけで誤って、どうせ直さないんでしょ」

とまだ起きていないことまで持ち出してさらに怒ります。

この発想は男性脳には理解出来ません。

女性脳は一つのことがあっても、似ているものをさがして結びつけてしまいます。これを「拡大思考」といいます。

男性脳は逆です。今起きていることが大事なのです。現在進行形の問題に過去の問題や、まだ起きていない問題を持ち出しても直接の解決にはなりません。

だから男性脳と女性脳がケンカするとよけいにこじれます。

男性脳と女性脳は違う生き物?

と、このように男性脳と女性脳には大きな違いがあります。

もちろん男だからといって男性脳とは限りません。女だからといって女性脳とも限りません。でも傾向としては男性脳と女性脳にわけて考えることができるのです。

この本では男性脳と女性脳の違いを生かしてビジネスに応用する方法が書かれています。それはそれで面白いですが長いので割愛します。興味のある人は読んでみてください。

でも、男と女は根本的に考えが違う。ことは覚えておいた方がいいと思います。

だから思い通りにならないのは当然なのです。

「別の種類の生き物」と思ったほうがいいくらい考え方が違います。だから、夫婦や恋人で相手の言動にイラッときたとしても、「わたしとは違う生き物」と思えば多少は怒りが収まります。もともと考えが違うという前提で付き合えばケンカする回数も減ると思うのです。

ふだんなんとなく感じていることでしたが、DaiGo氏の本を読んで「そういうことか」と納得してしまいました。

 


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